はじめに
応用情報技術者を取らずに情報処理安全確保支援士に合格した際に使用した参考書や勉強方法を解説します。 今後受験を考えている方々の参考になれば幸いです。
受験当時のスペック
他人の合格記を読むにあたって、気になるのはその当時のスペックだと思うので簡単に述べておきます。 当時の私は基本情報技術者試験に合格してはいましたが、応用情報技術者は持っていないという状況でした。順番に進めていくのならここで応用情報技術者を目指すべきだと思うのですが、私は大は小を兼ねる理論で情報処理安全確保支援士を狙いに行きました。
受験回数
1度目の試験で午前Ⅰ試験の免除を獲得しましたが、午後問題が原因で落ちてしまい、なんとか2度目の受験で合格することが出来ました。 1度目の受験で落ちてしまった理由についてはこちらで考察しています。
勉強方法
ここでは具体的な勉強方法と、実際に使って効果があった参考書を紹介します。参考書はたくさんあってもやらないだろうなと思っていたので最低限のものしか持っていないと思います。
スペックで語った通り私は応用情報技術者を持っていないので、情報処理安全確保支援士試験は午前Ⅰ, Ⅱ両方受験する必要がありました。まずは、午前Ⅰを突破する為にやったことを紹介します。
1. 情報処理安全確保支援士試験午前Ⅰ
基本的に高度資格の午前Ⅰ問題は応用情報の午前問題と同じです。 そして対策に関してですが、特に参考書などは購入していません。
学習に利用したのは以下のサイトだけです。
このサイトでひたすら過去問道場をやりこみました。60%以上得点することが出来れば突破できるので、まずはそのボーダーを目指していました。 本試験でも過去問によく似た問題や、同じ問題まで出題されるので、過去問を押さえておくことが何より大事だと思います。
私の取り組み方としては、まずはやみくもに数をこなしていきました。その中で分からない問題にぶつかると思うので、その都度解説を読み込んだり、ググったりして確実に理解している問題を増やしていきます。 重要な範囲の問題は聞かれ方が異なったとしても何度も過去問で出題されてきているので、必然的に重要な分野は多く目にすることになり、その都度理解も深まっていきました。 これを日課にしていると数か月後にはほぼ知っている問題しか出てこなくなるので、午前Ⅰは安心できると思います。 私は2度受験することになりましたが、午前Ⅰを最初に突破しておくことは大きなアドバンテージになったと思っています。
2. 情報処理安全確保支援士試験午前Ⅱ
午前Ⅱからは本格的にセキュリティ分野の試験になっていきます。基本情報技術者試験の時に持っていた知識とは大きな乖離が出てくるので、情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2026年版を基本テキストとして使っていました。このテキストは出題される範囲をしっかり押さえていますが、とても分厚いのでいきなりすべてを理解しようとすると挫折してしまうかもしれません(私はします)。
なのでまずは、さらっと1度読み流してすぐに情報処理安全確保支援士ドットコムの過去問道場をやりこみました。(私は使わなかった知識や使わないだろうなと感じた知識は理解することが億劫に感じてしまう性格なので、実際に問題に触れて、「これは理解しないといけないんだ」と自分に言い聞かせていました。)
そして分からない問題にぶつかると思うので、その都度本テキストと問題解説を読み込んで、理解している問題を増やしていきます。基本的には情報源としてテキストが加わっただけで午前Ⅰの取り組み方と同じです。
ここで身に付けた基礎知識が午後問題に取り組むにあたって何より重要なので土台作りだと思って取り組みました。
3. 情報処理安全確保支援士試験午後
午後問題は、当然午前Ⅱよりも難易度が高いです。 過去問に取り組むだけでは正直言ってIPA特有の解答方法に慣れなかったので、 2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策を午後対策テキストとして使っていました。
私は過去問と並行して使っていました。過去問を本番想定で使いたいと考えて最後の方に温存したくなる気持ちを持っているかもしれませんが、個人的にはやりこんで問題文とIPAが求めている解答の癖をしっかり押さえて、頻繁に聞かれている知識を頭に叩き込む方がおすすめです。
1度目の受験で落ちた理由
午後対策に過去問しか使わなかった事が原因かなと考えています。 勿論過去問だけやり込めば十分だと考える方は多くいると思うのですが、個人的には情報処理安全確保支援士の模範解答はコツをつかまないと再現が難しかったです。
2度目の受験で午後対策を拡充する為に導入した 2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策は、その点をしっかり押さえてくれていて、過去問に取り組むだけでは身に付きにくい模範解答の作り方の部分まで学習することが出来た事が2度目の受験での合格理由だったと思います。
まとめ
これまでのやり方をまとめると
- 午前Ⅰは過去問道場をとにかくやり込む。
- 午前Ⅱは基本テキストと過去問道場を並行してやり込み、情報処理安全確保支援士合格に必要な知識を押さえる。
- 午後問題は三好本をやり込んで解答のコツを掴みつつ過去問に取り組む。
かなと思います。
書き方的には1,2,3としましたが、1がまだ完璧になっていないから2に取り組まないという様な完璧主義的な勉強方法は個人的にはおすすめできないです。 自分が飽き性なのもありますが、午前問題を安定して得点できる基礎力が付いてからは、勉強ルーチンとして1,2,3に毎日取り組んでいました。後半になるにつれて午前問題に取り組む時間は削っていきましたが、意外と忘れるので一日10問ずつでもウォームアップや締めに取り組んでいました。
参考書としては2冊しか使っていませんが、過去問道場を活用していくことで十分に合格することが出来ると思います。今回紹介したやり方はあくまでも勉強方法の一例に過ぎないので、自分なりの勉強方法を見つけていってください。 応援しています!